JUGEMテーマ:美術鑑賞
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藍画廊(中央区銀座1-5)では、みわはるき展。
会場風景。
展覧会タイトルと共通作品名はー幻想の森ー。
画面いっぱいに紫色の線で大きな形が描かれ、
線からは、つららの様に絵具が下に向かって
染み広がっています。
この紫線をよけるように、
区画の内外が、二色で塗り込まれています。
その結果、
紫線の存在感は(恐らく)白地よりも格段に上がり、
紫線は区画ではなくなり、
状況めいた動きになります。
輪郭が輪郭であることをやめれば、
形は溶け始め、
そこにあったという、
記憶に似た成り立ちになるのかもしれません。
なんでもなかった瞬間を、
止まった映像にすることで、
記憶に引き上げる。
そんな印象でした。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
写真:筆者撮影
20230704 鑑賞
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