2013.05.31 Friday
023 藍画廊(中央区銀座1-5):金井聰和展-裸の家-
画廊はビルの2階にあります。
画廊入り口。
白い壁、天井に白い扉。
そして、扉を開けます。
会場風景。
目にまぶしい
白い、床、壁、天井の空間に、
家の造形と枝が、等間隔に並びます。
家は白い箱に乗っていますので、
観賞者の腰のあたりが地盤面と認識されます。
よく見ると、
枝から、白い花形のメダル状のものがぶらさがっています。
家は、木のブロックの組み合わせで
出来ています。
ブロックは、木の素地が見えている面と、
印刷された紙が貼られている面があります。
枝は錆びたヘルメットに刺さっています。
ヘルメットには色々な金属バッチが付いています。
さて、以上が観察結果ですが、
ここまでは見た通りなので、簡単なのですが、
これらの組み合わせから作者の創作意図を
推測するのは不可能です。
インスタレーションの観賞方法は、
空間に身を置き、
全体から感じとる事です。
私の印象は、
家で日々行われるリアルな生活と、
意識されないが、消えることのない土地の記憶の重なり。
それぞれ生々しいが、美しくもある。
といった感じでした。
20130517 観賞
20130524 記