2014.05.31 Saturday
657 コバヤシ画廊(中央区銀座3-8):服部繭展
コバヤシ画廊(中央区銀座3-8)では、服部繭展。
会場に足を踏み入れると、
いきなり荒々しい光景の大作が目に飛び込みます。
第一印象は、枯木が群れて立つ情景。
近付くと、わずかに色彩や、強い光が見えてきます。
部分詳細。
別の面の作品。
二枚組の左右で、
画面構成が異なります。
作家に伺いますと、
境界を描いたとのこと。
画面のこちらに立つ筆者と、
画面の奥の世界(空間)の間に立ち上がる画面。
一見、それは、相互の障壁のように見えますが、
壁がほころびを見せ、
彼方の光が部分的に差し込み、
この画面の向こうに行ってみたいという、
不思議な欲求が湧き上がるのでした。
20140520 鑑賞