2015.12.31 Thursday
1581 藍画廊(中央区銀座1-5):葛生裕子展
藍画廊(中央区銀座1-5)では、葛生裕子展。
会場風景。
純度の高い抽象画。
僅かな水平線が意識されるので、空と大地、海へと連想が進みます。
渋い色彩から、ふと、秋の夕焼けの景色が浮かびます。
意図的、説明的な表現がない分、
観賞者それぞれの風景があらわれます。
淡々とした表現の中の、
気の紛れのように、残し忘れたような、
強く入った線や色が起こす気配が、
筆者をはっとさせます。
左の作品の部分詳細。
右の作品の部分詳細。
作品。
左の作品の部分詳細。
作家が、あえて、縦線を加えた、
破調への欲求。
作品と、その部分詳細。
部分詳細。
キャンバスの縁に残る塗り重ねの痕跡。
20151215 観賞