2017.01.31 Tuesday
2366 ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9):沢村澄子展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
ギャラリー檜 e・F(中央区京橋3-9)では、沢村澄子展。
会場風景。
墨書による抽象画(水墨画)に見えます。
無限と思えるグレーの諧調。
線や点、面が、自然現象のように、
画面全体の中で「現象」が生まれています。
しかし、作品タイトルは、すべて「イロハウタ」。
ということで、47文字の片仮名、
全部1回ずつ書かれた、書の作品なのです。
書は、文字を書く(Writing)行為の結果。
絵画は、絵を描く(Drawing)行為の結果。
「イロハ・・・」という線の軌跡は、どこまで発展するか。
「イロハ・・・」という素材から解放されつつも、
決して離れることなく、
作家のイメージを表現している、
そんな印象でした。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
作品と部分詳細。
※牛乳パックのコーティングを剥がして、
書道紙として再利用しています。
写真:筆者撮影
20170117 鑑賞