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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
2484 ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3):岡本 啓展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞





    ギャラリー椿 GT2(中央区京橋3-3)では、岡本 啓展。



    会場風景。
    展覧会タイトルは、−minima(ミニマ)−。

    普通、写真で撮った画像(ネガ)を、
    陽画(ポジ)として印画紙
    に記録しますが、
    作家は写真を撮るという行為を経ず、
    薬剤・射光時間・手作りレンズなどの操作を印画紙に加え、
    色・形・模様を印画紙上に浮き上がらせるという、
    独自の手法を用いています。

    印画紙という基材において写真的ですが、
    制作コンセプトは完全な抽象画です。

    キャンバスに絵具を筆で描くという、
    作家の発想と結果が直結する画法と異なり、
    偶発的、恣意的な要因に左右されそうですが、
    その分、自然の振る舞いをそのまま、
    印画紙上にすくい取ったような雰囲気が生まれます。

    見えないけど、実は起こっている美しい現象に、
    色、形を与えてみた。
    そんな印象でした。






    piece#29
    photoblush、コラージュ





    piece#23
    photoblush、コラージュ





    piece#20
    photoblush、コラージュ



    piece#21
    photoblush、コラージュ



    piece#28
    photoblush、コラージュ





    piece#24
    photoblush、コラージュ


    作品の異様な小ささも作家のメッセージです。
    作品が小さいと、
    鑑賞者は近付いて、覗き込み、凝視しますが、
    その行動を通して、深く接して欲しいようです。





    piece#35
    photoblush、コラージュ





    minima#05
    photoblush on 135film


    写真:筆者撮影





    30170321 鑑賞


     
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