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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
2606 SILVER SHELL(中央区京橋2-10):富田美樹子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1170102.JPG

    SILVER SHELL(中央区京橋2-10)では、富田美樹子展。

    P1170096.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、−臓・殖・細−。

    華やかで微細な模様で覆われた有機的な
    陶製のオブジェ。
    万古焼きに見られる加飾の手法を用いて、
    絵の具を盛り上げるように絵付けをしています。


    金細工、漆工芸を思わせる、
    模様の緻密さ、色の繊細さですが、
    やきものだけの、
    焼成を経た硬質な強靭さがあります。


    表現されているものは、
    生まれて生きていることという、
    考えてみれば、有り得ないほどの偶然をもたらしている、
    自然(神)への驚きと畏敬の念のように思われました。

    視覚的であると同時に触覚的な力が行使されたオブジェは、
    事物という現象的なものではなく、
    無限の「はたらき」とも言うべきものが込められている。
    そんな印象でした。

    P1170080.JPG

    P1170081.JPG

    P1170082.JPG

    P1170083.JPG

    Cellー増殖ー

    P1170085.JPG

    P1170086.JPG

    P1170088.JPG

    器官ーKー

    P1170090.JPG

    P1170091.JPG

    P1170093.JPG

    P1170092.JPG

    Cellー増殖ー

    P1170097.JPG

    P1170098.JPG

    P1170099.JPG

    P1170100.JPG

    器官ーKー

    P1170072.JPG

    P1170073.JPG

    P1170074.JPG

    色絵細胞紋様茶碗

    P1170076.JPG

    P1170077.JPG

    P1170078.JPG

    色絵細胞紋様茶碗


    写真:筆者撮影





    20170524 鑑賞
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