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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
2659 ギャラリー麟(中央区京橋2-6):菅井 汲展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1190154.JPG

    ギャラリー麟(中央区京橋2-6)では、菅井 汲展。

    P1190139.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、−紙の仕事−。
    菅井汲の50〜60年代の作品を中心に展示されています。

    菅井 汲(すがい くみ、1919ー1996)

    菅井 汲といえば、70年代以降の
    道路標識をおもわせる、
    無機的、規格化、記号化された、
    ※「すがい」のSの組み合わせなど。 
    明快な色彩をもつフォルムの構成による
    平面作品が思い浮かびますので、
    今回の、それ以前の有機的なアンフォルメル風の作品群は、
    珍しく、とても興味深く鑑賞しました。


    初期の絵画は、
    重々しく、単純化された土着的なフォルムによる抽象絵画で、
    アニミズムのような妖しさもあります。
    理知的なビジュアルイメージではなく、
    生きることで発生してしまう、
    ノイズそのものを表現してしまう。
    そんな印象でした。

    P1190140.JPG

    P1190141.JPG

    P1190142.JPG

    作品と部分詳細。

    P1190143.JPG

    P1190144.JPG

    作品と部分詳細。

    P1190145.JPG

    P1190146.JPG

    P1190147.JPG

    作品と部分詳細。

    P1190148.JPG

    P1190149.JPG

    作品と部分詳細。

    ギャラリーの反対側の壁面には、

    70年代以降の、無機的で規格化されたフォルムの
    作品が展示され、
    その対比に作家の絵画観の遍歴が見えてきます。

    P1190150.JPG

    P1190151.JPG

    作品と部分詳細。

    P1190152.JPG

    P1190153.JPG

    作品と部分詳細。


    写真:筆者撮影

    Scan0007.jpg

    Scan0008.jpg

    20170627 鑑賞
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