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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3114 藤屋画廊(中央区銀座2-6):佐藤正和重隆彫刻展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    P1320565.JPG

    藤屋画廊(中央区銀座2-6)では、
    佐藤正和重隆(さとう せいわ しげよし)彫刻展。

    P1320541.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、
    ー古代甲虫文明 キサトリウス女王葬祭殿ー。

    悠久の昔にに栄えた、幻の「古代甲虫文明」。
    代表的な遺跡の一つである、
    「キサトリウス女王葬祭殿」発掘調査の結果、
    出土した、祭殿を飾っていた彫刻作品の数々。

    そんなシチュエーションなのでしょうか。
    彫刻家が構想した古代文明の出土品という
    筋書きの彫刻群。


    実際、遺跡から発掘された石像の多くは、
    殆どが破損し、かろうじて一部が残っている場合が多く、
    彫刻家もそのスタイルを踏襲することで、
     エイジング効果と、不明の部分を多く残す、
    未知の妖しさと、
    儚い美的効果を生み出しています。


    甲虫界のなかに深く分け入って、
    そのイメージを作家独自の感性で育て、
    出土品という形式で表現することで、
    山水画のような、
    創造された事実を創り出した。
    そんな印象でした。

    P1320542.JPG

    P1320560.JPG

    P1320543.JPG

    P1320544.JPG

    シロスジカミキリ
    黒御影石、白い石、流木、木

    P1320546.JPG

    P1320547.JPG

    夫婦で太陽を運ぶスカラベ
    黄色大理石、ブロンズ

    P1320549.JPG

    P1320550.JPG

    二つの門ーミヤマクワガター
    黒御影石

    P1320552.JPG

    二つの門ーカブトムシー
    黒御影石、ブロンズ

    P1320561.JPG

    P1320562.JPG

    P1320563.JPG

    アラガールホソアカクワガタ
    ゴールデンマーブル、ブロンズ、古材

    P1320554.JPG

    P1320555.JPG

    ヘキサトリウス女王の頭部
    本小松石、大理石、黒曜石、黒御影石、ブロンズ

    P1320557.JPG

    P1320558.JPG

    軍神エナ
    砂岩、白大理石、黒曜石、佐渡赤玉


    写真:筆者撮影

    Scan0038.jpg

    Scan0036.jpg

    Scan0037.jpg

    20180320 鑑賞
    | 印象記 | 05:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事