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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3448 四季彩舎(中央区京橋2-11):ムラカズユキ展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC02085.JPG

    四季彩舎(中央区京橋2-11)では、ムラカズユキ展。

    DSC02086.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーカフェの女ー。

    同一サイズのキャンバスに描かれた女性像。

    こちら向きに椅子に座っているポーズ、
    そぎ落とされた黒線のみの表現。
    画面全体を人物の白と、背景の単色で塗り分け、
    さらに背景の色が人物の一部に侵食しています。
    それら、モチーフや描き方に一定の規範を設けつつ、
    そんな強い制約を逆手に取るように、
    微妙な個性を浮き上がらせることで、
    女性の強い存在感を表出させています。

    その個性は、
    暮す場所別に現れるという、
    アートならではの飛躍に、
    面白味と、
    人格は、暮らす場所から逃れられないという
    軽いペーソスが漂います。

    カフェに座る女性という日常の風景は、
    画家の独特な感性によって再発見され、
    現実から幻想的な場面へと変化する。
    そんな印象でした。

    DSC02087.JPG

    DSC02088.JPG

    カフェの女(船橋)

    DSC02090.JPG

    DSC02091.JPG

    カフェの女(国立)

    DSC02093.JPG

    DSC02094.JPG

    カフェの女(木更津)

    DSC02096.JPG

    DSC02097.JPG

    カフェの女(銀座)


    写真:筆者撮影

    Scan0007 (2).jpg

    Scan0008 (2).jpg

    20181023 鑑賞
    | 印象記 | 05:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事