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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3507 藍画廊(中央区銀座1-5):浅川洋展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC03613.JPG

    藍画廊(中央区銀座1-5)では、浅川洋展。

    DSC03615.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ーAFTERー。

    作品は全て抽象表現ですが、
    壁面ごとに、
    3つの異なるスタイルの作品が展示されています。

    ・黒地に白い数字だけを書き連ねた大作。
    数字は、東日本大震災の帰宅困難地域住民の電話番号だそうです。

    ・帰宅困難地域の風景画。
    ここでも電話番号が重ねられています。

    ・朝鮮朝顔(マンダラゲ)が起点になった作品。
    一部に電話番号が混在しています。


    「東日本大震災の帰宅困難地域の電話番号」となると、
    重いテーマのコンセプチュアルアートとして、

    見る側も覚悟の上で、対峙する必要がありそうです。

    しかし、それはたまたま筆者が
    制作背景を知ってしまったからであり、
    そんな前提条件なしで、
    バイアスのかからないニュートラルな状態で鑑賞すれば、
    一つの美しく上質な抽象画です。

    風景らしきもの、花らしきもの、
    そして数字の列。

    山や川、木々、草花や人間。
    生まれたことの不思議さが同じもの達は、
    現在であれ、過去であれ、
    日常と呼ばれるこの同じ世界に共に在るという幸運を、
    あらためて教えてくれる。
    そんな印象でした。

    DSC03614.JPG

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    FUKUSHIMA•0240

    DSC03618.JPG

    FUKUSHIMA•0240•不在の庭•マンダラゲ

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    FUKUSHIMA•0240•不在の庭•マンダラゲ•1

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    FUKUSHIMA•0240•不在の庭•マンダラゲ•2

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    FUKUSHIMA•0240•不在の庭•9

    DSC03623.JPG

    DSC03624.JPG

    FUKUSHIMA•0240•記録された景色•5

    DSC03625.JPG

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    DSC03627.JPG

    FUKUSHIMA•0240•記録された景色•3


    写真:筆者撮影

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    Scan0028.jpg
    20181120 鑑賞
    | 印象記 | 05:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事