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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3614 藍画廊(中央区銀座1-5):タナベルン展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



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    藍画廊(中央区銀座1-5)では、タナベルン展。

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    会場風景。

    画面の質感が、
    見慣れた油絵具のねっとりしたマチエールとは、
    趣を全く異にする、
    伝統的な染物のような柔らかな質感です。
    視覚情報の手前の、この触覚的感覚は、
    絵画体験に大きな影響があります。

    パネルに布を貼ったものに、
    ジェッソやアクリル絵の具、色鉛筆、
    オイルパステルなどで仕上げることで
    この特異な雰囲気が生まれています。

    風景が発想の起点になっていますが、
    具体的な様々な要素は消え去り、
    形ではなく、この風景を描くことになった
    「気持ち」だけが画面に残っています。
    一種の単純化ではありますが、
    インパクトあるディフォルメにはならず、
    観る者を自然とこの世界へ招き寄せます。

    洗練され尽くすのではなく、
    不協和音やノイズをしっかりと生かすことで、
    現実の風景では味わえない
    作家との濃密な関わりを漂わせている。
    そんな印象でした。

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    田舎

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    帰り道

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    8月(5月)

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    空き家の向こう側


    写真:筆者撮影

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    20190219 鑑賞
    | 印象記 | 05:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事