2019.03.31 Sunday
3654 ギャルリー東京ユマニテ bis(中央区京橋3-5-3):版画展
JUGEMテーマ:美術鑑賞
ギャルリー東京ユマニテ bis(中央区京橋3-5-3)では、
版画展|斎藤カオル 落田洋子 須永高広。
会場風景。
斎藤カオルの展示エリア
突飛ですが、17世紀前半の「夜の画家」、
ラ・トゥールが連想されました。
強調された明暗の対比と、
単純化された印象的な構図、
声高には語らないものの、濃密な精神性。
そして、血の通った肉感が生々しく、
肢体を動かす力も伝わってきます。
もの想い
メゾチント
釦三つ
メゾチント
落田洋子の展示エリア
イラストふうな賑やかな舞台設定。
色々な声や音が共鳴してきて、
画面が踊り、歌っています。
IMPORTED・NORWAY
銅板
16 Point
銅板
須永高広の展示エリア
練り込まれた構図による、
独特な空気感が印象的です。
抽象的ですが、
日々の暮らしに現れてくる奥深い空間を覗きこんでいて、
それが、色面の中に造形化されています。
往日
孔版
青い陽
孔版
写真:筆者撮影
20190326 鑑賞