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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3704 ギャラリーなつか(中央区京橋3-4):瀧田亜子展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC08156.JPG

    ギャラリーなつか(中央区京橋3-4)では、瀧田亜子展。

    DSC08157.JPG

    DSC08169.JPG

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    会場風景。
    作品名は共通でーことばにならないー。

    色面が靄のように漂う中に、
    三角形が不安定に繰り返されています。
    雲間から見える屋根の群れのようです。
    抽象表現なのに、
    懐かしいようなほっとする情景です。

    しかし、画家が描こうとしているのは、
    外界の表層的な有り様ではなく、
    そこに存在したはずの見えない何かです。
    それを抽出し視覚化するために
    何かが包み込まれた状態、
    包むモノと包まれるモノとして再構築したようです。

    ことばは、不確かな存在を、
    確かなものとして仮託させる媒体ならば、
    絵画は、不確かな存在を、不確かなまま感じようとする行為。
    そんな印象でした。

    DSC08159.JPG

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    作品と部分詳細。

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    ​作品と部分詳細。

    DSC08167.JPG

    DSC08168.JPG

    作家は書家でもあります。
    言葉という記号で表現すれば、
    そのメッセージは、
    客観的に確定されます。

    写真:筆者撮影

    Scan0001.jpg

    Scan0002.jpg

    20190423 鑑賞
    | 印象記 | 05:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事