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紋谷幹男が画廊巡りの印象を綴っていきます。
3989 柴田悦子画廊(中央区銀座1-5):板東里佳展
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    JUGEMテーマ:美術鑑賞



    DSC04978.JPG

    柴田悦子画廊(中央区銀座1-5)では、板東里佳展。

    DSC04979.JPG

    会場風景。
    展覧会タイトルは、ー共鳴する墨色ー。

    一般的な具象表現は見えた「モノ」の再現ですが、
    この画面では見えた「コト」が再現されています。

    水は色や形を持たず、
    その表面は、
    光や風、落ちる雨粒、映り込む周囲の風景で、
    その姿は刻々と変化を続けます。
    その変化は無限の変数の組み合わせによる
    恣意的な結果ですが、
    作為では成し得ない
    作為とは次元の異なる美を宿します。

    画面ではそのような美が捉えられています。
    画家による、美の発見から絵画化への行為は、
    細部にいたるまで、妥協がなく、
    自然の振る舞いと一体になれる
    喜びに溢れているように感じられます。

    それは、見た風景の再現ではなく、
    出会ったという実感を絵に定着させたいという思い。
    そんな印象でした。

    DSC04980.JPG

    DSC04981.JPG

    DSC04982.JPG

    Resonance
    絹本/墨

    DSC04985.JPG

    DSC04986.JPG

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    A green rain (B)
    リトグラフ

    DSC04989.JPG

    DSC04990.JPG

    DSC04991.JPG

    Breaking dawn
    絹本/墨

    DSC04993.JPG

    DSC04994.JPG

    DSC04995.JPG

    八重アネモネ
    絹本/墨

    DSC04997.JPG

    DSC04998.JPG

    苧環
    絹本/墨


    写真:筆者撮影

    Scan0021.jpg

    Scan0022.jpg

    20191119 鑑賞
    | 印象記 | 05:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | 昨年の記事